2度目のmy home*

ごく普通のサラリーマン家庭の我が家が2度目の家を新築するまでのお話とその後の記録です。

空き巣に入られた‼︎一軒目の家の思い出したくない事件。

 

  住み替えの話題からそれますが、前の家に住み始めて間もない頃、空き巣被害にあいました。。。

 

まだ娘が3ヶ月くらいの時だったと思います。

新居でベビーを迎えて新しい生活を始め、ようやく少し落ち着いてきたかなという頃。

その頃、引っ越し祝いや出産祝いやらでお客様が我が家を訪れてくれることが多く、その日も私が以前勤めていた保育所の同僚が娘に会いに来てくれました。

 

三階建ての我が家。玄関を入ると突き当たりに洋室が見えます。

まだ部屋としては使っておらず、電子ピアノと棚を置いているだけでした。

腰窓と、南に向いた掃き出し窓があり、普段は雨戸を閉めていて薄暗かったのですが、お客さんのある日は明かりとりのために雨戸は開けていました。

掃き出し窓の外は裏の古い文化住宅との境界ですが、ブロックがある訳でもフェンスがある訳でもなく、ただ草がぼうぼうに生えているだけ。

今思うと、なんてガードが甘い作り…と思いますが、それまでオートロックでベランダも大通りに面しているマンションに住んでいた私たちは防犯意識も低く、そんなこと何も気にしていませんでした💧

 

お客さんが来るお昼過ぎ、いつものように1階の部屋の雨戸は開けて部屋に陽が差し込むようにしてお出迎え。玄関を入ってすぐ奥に薄暗い部屋が見えるのは何だか嫌で。(陽当たりや明るさには人一倍こだわります)

 

近況報告し合ったり娘をたくさん抱っこしてもらい、楽しいひと時を過ごしました。

ゆっくりしてもらってお客さんが帰る頃もう外は薄暗くなっていました。

外が薄暗くなってしまうと、もう雨戸を開けていても閉めていても変わりません。

お客さんを見送った後家族で外食に出かけたのですが、1階の雨戸を開けたままのことを忘れて出かけてしまいました。

雨戸は開けていましたが、窓は閉めていたしもちろん施錠もしていたので出先で気づいたとしても何も危機感はなかったと思います。

 

帰って夫が子どもをお風呂に入れていくれている時です。

家を片付けたり用事をしつつ下へ降りた時、雨戸のことを思い出して一階の部屋へ。

窓に近づいて凍りつきました。

一瞬では理解できない光景です。

雨戸をしめるためにはまず窓を開けるのですが、閉めていたはずの鍵があいてる。

あれ?と思って目をやると、鍵のそばのガラスが三角に切り取られてなくなっている。

切り取られたガラスが床に落ちている‼︎‼︎

 

恐怖で急に身体が震え出したのを覚えています。

すぐお風呂の夫のところへ行ってパニックになりながら状況を伝えました。

誰か知らない人間が家に入っていたなんて、何も盗られていなかったとしても恐ろしいし、もしかしたらまだいるかもしれないという恐怖がその時は1番大きかったです。

我が家は三階建て。食事から帰ってきて2階と1階しかまだ行っていなかったので夫が3階を見に行ってくれました。

その時のことパニック状態だったので明確には覚えていませんが、娘を手から降ろすのも怖くて、ずっと抱っこして怯えていました。

 

それから警察を呼び、落ち着いて失くなっているものを調べると3階寝室のテレビボードに入れていた、私の数少ないジュエリーが姿を消していました。

亡くなった祖母からもらった指輪も…。

そしてもっとショックだったのが母子手帳です。

保険証や印鑑とまとめてポーチに入れていたらそれごと持って行かれてしまいました😭

娘の出生の記録が…(;_;)


それから2階で充電中だったデジカメも充電器ごとない。。。

娘の写真、まめにデータにしておけばよかった。。。

 

荒らされた形跡はなく、ジュエリーが無くなっていた引き出しも閉めてあったのですぐには気づきませんでした。

1階から入って3階の寝室まで知らない人間が上がって行ってたなんて、今想像しても震えます!


私は放心状態で、警察とのやり取りはあまり覚えていませんが、パトカーが家の前に停まって近所の人が何人も集まっていた事や、交番のおまわりさんのような警察官二人と刑事さんみたいな人二人が来ていた事、指紋を取るための粉をあちこちにはたかれた事だけ断片的に思い出します。


 

幸い火災保険である程度は補償され、簡単に切られてしまったシングルガラスの窓も防犯ペアガラスに替えてもらうことができました。

でも失くなったものは何一つ戻ってきませんでした。

母子手帳も…。


こんな目に合うなんて、家相、引っ越し時期、方角守ったの効果あったの??と自分たちの防犯意識の低さを棚に上げて言いたくなってしまいました。


その経験から、二軒目の家を建てる時窓ガラスは絶対絶対防犯フィルムの入ったペアガラス‼

そこはコストがかかっても迷いありませんでした!!!